図書館の広域利用2011年12月06日 08:22

Aさんは本が大好きで、お元気な頃は図書館にも良く行っていたとお聴きしていました。

介護が必要になられた今は一人での外出は難しく、週に1度ガイドヘルパーとお出かけになっています。

ガイドヘルパーと一緒に図書館に行ければ良いのですが、市内の図書館はどこも遠く、車いすで行くには不便です。

むしろ隣市に新しくできた図書館の方が近いし便利です。

これまでは、市民しか利用できなかった図書館ですが、先日より「広域利用」ができるようになりました。

カードをつくれば、当市の図書館も隣市の図書館もどちらも利用できるシステムです。

それをAさんにご案内したところ「それは知らなかった」と早速ガイドヘルパーと隣市の図書館に行き、カードを作って本も借りて来られました。

「近くて便利だし楽しみが増えた」とおっしゃっています。


福祉職が把握している社会資源にはいろいろなものがありますが、案外「図書館」は視野に入っていないのではないかと思います。

図書館は、情報ステーションです。視覚障害をお持ちの方へのサービスにも取り組まれています。資格障害の司書さんがいる図書館もあります。

情報基地・あらゆる世代が利用する空間・知りたいことにアクセスできる喜び・日中の居場所・・・などなどいろんな角度から見て有効な社会資源の1つだと思います。

「福祉と図書館の架け橋」になりたい私、Aさんが喜んでおられる姿をみて、これも架け橋の1つかなと嬉しく思っているところです。

図書館に社会福祉士を!2011年12月15日 06:28

今日12月15日の朝日新聞朝刊に「図書館へおいで 不登校の子たち」という記事が掲載されていました。

杉並区立中央図書館に来年夏ごろをめどに不登校の子たちの居場所「適応指導教室」ができるとのこと。そこでは、教職員、相談員とともにスクールソーシャルワーカーが対応するそうです。

スクールソーシャルワーカーが図書館に!これは素晴らしいことだと思います。

できることなら、杉並区にように公立の図書館もあることながらすべての学校図書館にスクールソーシャルワーカーが配置されていほしいと思います。

学校に行きづらい子どもにとって、図書室は居場所の1つになると考えるからです。

さらに願うのは「公立図書館に社会福祉士を!」です。

図書館はあらゆる人が利用します。子ども、親子、若者、高齢者、女性、男性、外国人、ホームレスの方の昼間の居場所となっていることもあります。

インターネット全盛のご時世とはいえ「わからないことを図書館で調べる」のも健在です。

さまざま人がなんらかの困りごとを抱えて図書館に集う時、資料の案内はもちろん司書の方が対応されますが、さらに解決に向かおうとする場面においてそこに社会福祉士がいたならば、適切な道案内ができると思うのです。

図書館に来る人すべてが「困っている」わけではありません。ですが、その中のわずかな人にとって、まだ課題が明確ではないかも知れない時点で「社会福祉士」という接点があれば、何かにつながると思うのです。

図書館ほど、さまざまな人が足を運ぶ空間はないと思います。そしてそれを有効に使わないのは残念です。

「図書館に社会福祉士を」と願う私にとって、今日の記事は一筋の光をみたような気持ちになりました。

地道にですが「福祉と図書館の架け橋」となれるよう歩みを進めていきたいと思います。

何のお仕事しているの?2011年12月21日 09:40

5歳の女の子から

「何のお仕事をしているの?」

と訊かれました。

その女の子のママは看護師さん。保育園に通っているので周りのお友だちのママもパパも働いている環境なので、私に対しても当たり前にそのような質問を発したのでしょう。

10年近く前、我が子が保育園に通っていた頃に、同じく「何の仕事をしているの?」と園児から尋ねられたことがあります。

その時は、とっさのことで「困っている人を助けるお仕事」と答えたら、

「おまわりさん?」

と言われてしまったのでした。

その教訓をふまえ、今回は、まず、

「社会福祉士」

と答えてみました。

案の定、「それ何?」と訊いてきました。そこで、

「困っている人のお話を聴いて、どうしたら良いか一緒に考えるお仕事」

と説明を加えました。

「ふ~ん」とわかったようなわからないような5歳児です・・。

看護師さんのように身近な存在ではなく、さらに「相談援助」という具体的な場面が想像しにくい職業を、いかに幼い子どもに伝えることができるか・・・。けっこう難問ですが、大事なことだと思っています。

今度は「ふ~ん」ではなく「かっこいいお仕事だね」というような反応が返ってくるようにしたいです。

どう説明すれば良いかな・・・。頭をもう一捻りして考えます。

年賀状2011年12月28日 07:38

私は毎年3種類の年賀状を作成します。

1つは家族3人連名のもの。
これは、親戚や家族ぐるみのお付き合いの方や夫の知り合い用です。

2つめは私1人の名前で差し出すもの。これは私の昔からの友人など私のプライベートな関係の方に向けてのものです。

そして3つめはお仕事用です。個人事務所名と法人事務所名を併記し、「社会福祉士 柳田明子」の名前で出します。もちろん、仕事でお世話になった方々にあてて使うものです。

仕事で知り合った方に家族の名前は不要だと思いますし、見せている顔が違います。伝えたいことも違いますのでここはきっちり分けます。

プライベートの分で、家族(あるいは夫婦)用と自分一人の名前用を分けるのは、もしかしたら少数派かも知れません。「私」という個の意識がおそらく強いのだと思います。

さて、年賀状作成は取り組むまでは億劫なのですが、年賀状のやりとり自体は好きです。年に1度のコミュニケーションツールは健在だと思います。

毎年その年を振り返り、新年に向けて思いを巡らせるきっかけとなる作業です。

今年は「お仕事用」に「これまで以上に、今、社会福祉士として私にできることは何かを考え、もどかしさを感じた1年でした」と書きました。

「もどかしさ」という言葉を使っている自分に「もどかしさ」を感じるという這い上がれないループに陥りますけれど・・・。

自分にできること・思い・状況の3拍子が揃ってこその実践。

新年は、その3つのステージをあげていけるように取り組んでいきたいと思います。

2011年、さまざまなことがあった1年でした。

2012年は、世界も、日本も、皆さんも、私も、ハッピーの瞬間がたくさん訪れる1年となりますように!

今年もたくさんお世話になりました。新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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