第8回独立型社会福祉士研究集会 ― 2012年02月01日 00:12
今日2月1日は私の「開業記念日」です。2001年2月1日付けで個人事業の開業届を提出しています。11年前のことになりますね。
先週末に開催された「第8回独立型社会福祉士全国研究集会」に参加しました。
都合で2日目だけの参加となりましたが、それでも、独立型社会福祉士として活動されている方々の実践報告を聞いてとても刺激を受けました。11年前の自分を、そして11年間の自分の実践を振り返りました。
発表された3人の方は、明確な意思をもって独立というスタンスを選択されています。私は、皆さんのような使命感をもって開業したわけではなく、ライフスタイルを考えてフリーの道を選びました。
そして、先駆者たちの熱い思いにふれることで、だんだんと「社会的使命」が芽生えてきたのです。
私は、何かを作り出しているわけでもないし、アクションを起こしてもいません。未熟だなぁと、実践報告を聞いて感じます。
二人目の発表者の方が「自分は器用ではないので、さまざまな依頼があってもこの2つの柱だけを受けている」とおっしゃっていました。
私は柱を決めるよりも、あれこれいろんなご依頼を受けるのが好きです。それは「器用だから」ではなくて、悪く言えば「飽きっぽい」、よく言えば「好奇心旺盛」「常に新しいことにチャレンジしたい」からだなぁと報告を聴きながら考えました。
11年間、明確な(業務の)柱もなく、流れに添って今に至ります。
どちらが良いとか悪いとかではないですけれど、発表をされた方のような「柱」がハッキリしている姿勢はかっこいいなと思います。
私は明確な(業務の)柱はないけれど、でも「独立型社会福祉士」として社会の中で「社会福祉士だからできること」を実践していきたいと思っています。
幸か不幸か「業務独占」ではない社会福祉士ですから、「社会福祉士だからできること」を作っていけますものね。
開業して11年。具体的な独立のノウハウではなくて、独立型ならではの価値感や立ち位置や「独立型社会福祉士だからこそ出来ること」を深めたいと思います。
そういう意味では、全国集会は養成研修の後半部分と兼ねているので、質疑応答などが少し物足りない気はします。同じ実践報告を聴いても、これから独立をしようとしている人と既に独立している者とでは感じることや疑問に思うことが違いますからね・・(アンケートにも書きましたけれど)。
それはさておき全国の仲間と会える年に一度の全国研究集会。
毎年ここで自分のスタンスを確認します。
全国研究集会を振り返りながら1人じっくり思いにふける「開業記念日」です。
先週末に開催された「第8回独立型社会福祉士全国研究集会」に参加しました。
都合で2日目だけの参加となりましたが、それでも、独立型社会福祉士として活動されている方々の実践報告を聞いてとても刺激を受けました。11年前の自分を、そして11年間の自分の実践を振り返りました。
発表された3人の方は、明確な意思をもって独立というスタンスを選択されています。私は、皆さんのような使命感をもって開業したわけではなく、ライフスタイルを考えてフリーの道を選びました。
そして、先駆者たちの熱い思いにふれることで、だんだんと「社会的使命」が芽生えてきたのです。
私は、何かを作り出しているわけでもないし、アクションを起こしてもいません。未熟だなぁと、実践報告を聞いて感じます。
二人目の発表者の方が「自分は器用ではないので、さまざまな依頼があってもこの2つの柱だけを受けている」とおっしゃっていました。
私は柱を決めるよりも、あれこれいろんなご依頼を受けるのが好きです。それは「器用だから」ではなくて、悪く言えば「飽きっぽい」、よく言えば「好奇心旺盛」「常に新しいことにチャレンジしたい」からだなぁと報告を聴きながら考えました。
11年間、明確な(業務の)柱もなく、流れに添って今に至ります。
どちらが良いとか悪いとかではないですけれど、発表をされた方のような「柱」がハッキリしている姿勢はかっこいいなと思います。
私は明確な(業務の)柱はないけれど、でも「独立型社会福祉士」として社会の中で「社会福祉士だからできること」を実践していきたいと思っています。
幸か不幸か「業務独占」ではない社会福祉士ですから、「社会福祉士だからできること」を作っていけますものね。
開業して11年。具体的な独立のノウハウではなくて、独立型ならではの価値感や立ち位置や「独立型社会福祉士だからこそ出来ること」を深めたいと思います。
そういう意味では、全国集会は養成研修の後半部分と兼ねているので、質疑応答などが少し物足りない気はします。同じ実践報告を聴いても、これから独立をしようとしている人と既に独立している者とでは感じることや疑問に思うことが違いますからね・・(アンケートにも書きましたけれど)。
それはさておき全国の仲間と会える年に一度の全国研究集会。
毎年ここで自分のスタンスを確認します。
全国研究集会を振り返りながら1人じっくり思いにふける「開業記念日」です。
服装に悩む ― 2012年02月08日 08:36
企業での相談会が近づいてきました。
準備をしながら、今、思い悩んでいるのは「服装」です。
いつも(相談業務の時)は「ユニクロ以上スーツ以下」を心がけています。
ジーンズやジャージは論外ですが、だからと言ってスーツになると少しかしこまりすぎな感じです。ある程度の「清潔感」と「きちんと感」があって、なおかつ活動的で(普段は自転車で移動するし、訪問先で何が起こるかわからないし)、そして当然のことながら相手に失礼でない服装にしています。イメージは「恩師に会いに行く時の服装」と言ったところでしょうか。
さて今回は企業さんに出向きます。大手の会社ですから、皆さん、たぶんスーツを着てお仕事されているのかなと想像します。
仕事の合間にご相談にお見えになりますから、その空気感の中で、私の服装があまり「ラフ寄り」だと違和感が生じる気がします。
だからと言ってスーツとなると固すぎるし、私も肩が凝ります。
そして初対面の方ばかりですから、第一印象というのも大事です。
あまり黒っぽいコーディネートだと暗い感じです。できれば優しい雰囲気をかもしだしたいです。
40歳を過ぎるとある日突然持っている服が全て似合わなくなる・・と誰かのエッセイで読んだことがありますが、昨年、それまでは黒とかグレーとかシックな感じの服が好きだったのに、どれもこれも似合わない瞬間がやってきました。エッセイのとおりでした。
その後、たまたま行ったイベントで「カラー診断」をやってもらうと私に似合うのは「ビビッドカラー」!! うそ~そんなの1枚も持ってない・・。
でも思い切ってビビッドピンク(!)のシャツを着てみると、これがまぁ似合っている(気がする)のです。
というわけで、私の数少ない衣装の中に「ピンク」が仲間入りするようになりました。
さて相談会の服装です。
明るく優しい雰囲気を演出するため「ピンク」のハイネック(←寒さ対策もあり)をセレクト。
でもそれだけでは落ち着きがない感じなので、グレーのカーディガンを羽織りましょう。セーターにしようかとも思いましたが「丸首」がくだけすぎかなと思い、Vネックのカーディガンにしました。ボタンは留めます。
下は黒のズボンにします。
これで、ラフすぎず、きちんとした感じも出して周囲と調和しつつ(たぶん)、優しい雰囲気と安心感を演出することができる・・・かな?
たかが服装、されど服装。
相談業務の場において、服装は大事だと思っています。とは言え、手持ちのカードが少ない中でのセレクトです。どうか、違和感なく受け入れられますように・・・。
準備をしながら、今、思い悩んでいるのは「服装」です。
いつも(相談業務の時)は「ユニクロ以上スーツ以下」を心がけています。
ジーンズやジャージは論外ですが、だからと言ってスーツになると少しかしこまりすぎな感じです。ある程度の「清潔感」と「きちんと感」があって、なおかつ活動的で(普段は自転車で移動するし、訪問先で何が起こるかわからないし)、そして当然のことながら相手に失礼でない服装にしています。イメージは「恩師に会いに行く時の服装」と言ったところでしょうか。
さて今回は企業さんに出向きます。大手の会社ですから、皆さん、たぶんスーツを着てお仕事されているのかなと想像します。
仕事の合間にご相談にお見えになりますから、その空気感の中で、私の服装があまり「ラフ寄り」だと違和感が生じる気がします。
だからと言ってスーツとなると固すぎるし、私も肩が凝ります。
そして初対面の方ばかりですから、第一印象というのも大事です。
あまり黒っぽいコーディネートだと暗い感じです。できれば優しい雰囲気をかもしだしたいです。
40歳を過ぎるとある日突然持っている服が全て似合わなくなる・・と誰かのエッセイで読んだことがありますが、昨年、それまでは黒とかグレーとかシックな感じの服が好きだったのに、どれもこれも似合わない瞬間がやってきました。エッセイのとおりでした。
その後、たまたま行ったイベントで「カラー診断」をやってもらうと私に似合うのは「ビビッドカラー」!! うそ~そんなの1枚も持ってない・・。
でも思い切ってビビッドピンク(!)のシャツを着てみると、これがまぁ似合っている(気がする)のです。
というわけで、私の数少ない衣装の中に「ピンク」が仲間入りするようになりました。
さて相談会の服装です。
明るく優しい雰囲気を演出するため「ピンク」のハイネック(←寒さ対策もあり)をセレクト。
でもそれだけでは落ち着きがない感じなので、グレーのカーディガンを羽織りましょう。セーターにしようかとも思いましたが「丸首」がくだけすぎかなと思い、Vネックのカーディガンにしました。ボタンは留めます。
下は黒のズボンにします。
これで、ラフすぎず、きちんとした感じも出して周囲と調和しつつ(たぶん)、優しい雰囲気と安心感を演出することができる・・・かな?
たかが服装、されど服装。
相談業務の場において、服装は大事だと思っています。とは言え、手持ちのカードが少ない中でのセレクトです。どうか、違和感なく受け入れられますように・・・。
相談会準備 ― 2012年02月15日 05:53
企業さんでの相談会に向けてどのような事前準備を行なったかを書いてみます。
①時計
初めて伺う場所です。会場がどんな様子なのか、広さも机の配置も当日まで判りません。早めに行って、良い具合に並べ替えたりしたいと思います。
事前に確認したのは「その部屋に時計があるかどうか」です。
今回は「50分間」という時間限定ですから、私の視界に時計が必要です。もちろん腕時計などは持って行きますが、チラチラとそちらに視線を落とすのは避けたいです。自然に見える位置に大きめの時計がほしいです。
なければ小さな置時計を持っていって机の上に置きましょう。
②資料
自分の事務所でのご相談であれば、適宜必要な書類やパンフレットを書棚から取り出して見ていただくことができるのですが、今回は相手先(会社の会議室)に伺いますから何も参考資料はありません。
何も見ずに音声だけで説明することも不可能ではないですが、やはり、何か視覚に訴えるものがあったほうが判りやすいです。
とりあえず、その会社が立地している自治体発行の介護保険のパンフレットを人数分+α用意しました。相談にお見えになる方が必ずしもその自治体にお住まいとも限りませんし、離れた場所に住むご両親のご相談かも知れませんし、介護保険は関係のないご相談もあるでしょうが、とりあえず何もないよりは安心です。
日頃使い慣れない自治体のパンフレットなので(私が日頃活動している自治体とは違うので)、どこに何が書いてあるのかをしっかり読みました。
③メモ用紙
「大きめのメモ用紙」の準備をお願いしました。
音声だけでは聞き取りにくい言葉(例えば「地域包括支援センター」なんて初めて聞くと何のことだか判りにくいです)や、図式で説明した方がわかりやすいことは、書きながらお話ししたいです。
その場合、小さなメモだと使い勝手が悪いです(書きにくい、読みにくい、提示しにくい・・)。
なので「大きめのメモ用紙」、これ必須アイテムですね。
あと付箋を持参しましょう。パンフレットを使って説明しながら、付箋を貼ると判りやすいと思います。
③名札
初対面の方ばかりです。もちろん最初に名前を名乗ってご挨拶はしますけれど、「私が何者か」がしっかりとお示しできるように名札か何かほしいと思いました。
ご相談の結果、机の上に置くプレートが用意されました。首から下げる名札よりも見やすくて良いと思いました。
「相談員 社会福祉士 柳田明子」と大きな文字でしっかり書かれています。
これを常に相手の方に見えるように置いておきましょう。
④イメージ作り
ある程度の予習や当日の相談場面のイメージ作りは重要です。
とは言え、今回はどんな空間かもわかりませんからイメージしにくいのですけれど。
「ある程度の予習」というのは、あまり完璧に(・・は有りえませんが)予習をしたりシミュレーションをしても、当時の相談の流れでイメージどおりに展開しないことが多々あります。自分のイメージの中に「余白」があったほうがうろたえないです。
今回は1人50分の予定です。
最初の20分で話を聴く(聴きながらポイントを探す)→次の20分でやりとり→最後の10分程度でまとめや締めくくり・・というイメージと時間の感覚を頭の中において臨みたいです。
⑤体調管理
これは大前提ですね。
当日の体調が万全でなければ話になりません。
しかも今回は50分×6人を連続で(昼休みを挟んで)1人で担当しますから、後半バテないようにしたいです。
・・・・そんなこんなで準備を進めていきました。ほど良い緊張感を感じています。
①時計
初めて伺う場所です。会場がどんな様子なのか、広さも机の配置も当日まで判りません。早めに行って、良い具合に並べ替えたりしたいと思います。
事前に確認したのは「その部屋に時計があるかどうか」です。
今回は「50分間」という時間限定ですから、私の視界に時計が必要です。もちろん腕時計などは持って行きますが、チラチラとそちらに視線を落とすのは避けたいです。自然に見える位置に大きめの時計がほしいです。
なければ小さな置時計を持っていって机の上に置きましょう。
②資料
自分の事務所でのご相談であれば、適宜必要な書類やパンフレットを書棚から取り出して見ていただくことができるのですが、今回は相手先(会社の会議室)に伺いますから何も参考資料はありません。
何も見ずに音声だけで説明することも不可能ではないですが、やはり、何か視覚に訴えるものがあったほうが判りやすいです。
とりあえず、その会社が立地している自治体発行の介護保険のパンフレットを人数分+α用意しました。相談にお見えになる方が必ずしもその自治体にお住まいとも限りませんし、離れた場所に住むご両親のご相談かも知れませんし、介護保険は関係のないご相談もあるでしょうが、とりあえず何もないよりは安心です。
日頃使い慣れない自治体のパンフレットなので(私が日頃活動している自治体とは違うので)、どこに何が書いてあるのかをしっかり読みました。
③メモ用紙
「大きめのメモ用紙」の準備をお願いしました。
音声だけでは聞き取りにくい言葉(例えば「地域包括支援センター」なんて初めて聞くと何のことだか判りにくいです)や、図式で説明した方がわかりやすいことは、書きながらお話ししたいです。
その場合、小さなメモだと使い勝手が悪いです(書きにくい、読みにくい、提示しにくい・・)。
なので「大きめのメモ用紙」、これ必須アイテムですね。
あと付箋を持参しましょう。パンフレットを使って説明しながら、付箋を貼ると判りやすいと思います。
③名札
初対面の方ばかりです。もちろん最初に名前を名乗ってご挨拶はしますけれど、「私が何者か」がしっかりとお示しできるように名札か何かほしいと思いました。
ご相談の結果、机の上に置くプレートが用意されました。首から下げる名札よりも見やすくて良いと思いました。
「相談員 社会福祉士 柳田明子」と大きな文字でしっかり書かれています。
これを常に相手の方に見えるように置いておきましょう。
④イメージ作り
ある程度の予習や当日の相談場面のイメージ作りは重要です。
とは言え、今回はどんな空間かもわかりませんからイメージしにくいのですけれど。
「ある程度の予習」というのは、あまり完璧に(・・は有りえませんが)予習をしたりシミュレーションをしても、当時の相談の流れでイメージどおりに展開しないことが多々あります。自分のイメージの中に「余白」があったほうがうろたえないです。
今回は1人50分の予定です。
最初の20分で話を聴く(聴きながらポイントを探す)→次の20分でやりとり→最後の10分程度でまとめや締めくくり・・というイメージと時間の感覚を頭の中において臨みたいです。
⑤体調管理
これは大前提ですね。
当日の体調が万全でなければ話になりません。
しかも今回は50分×6人を連続で(昼休みを挟んで)1人で担当しますから、後半バテないようにしたいです。
・・・・そんなこんなで準備を進めていきました。ほど良い緊張感を感じています。
人に関わる仕事 ― 2012年02月22日 08:31
「人に関わる仕事」と一口に言っても、実がその内容はさまざまであることを『月刊 ケアマネジメント 2012・2月号』で今さらながら理解しました。
藤井正隆氏が25ページで「人に関わる仕事」を4つに分類されています。
以下引用します。
①プロフェッショナル型サービス
顧客の抱えている複雑な問題を解決するサービス。多くの場合、顧客は専門的なことが分からないため、プロセスより結果が求められる。
例:弁護士、医師等
②プロセスコンサルティング型サービス
プロとしての高いスキルが求められると同時に、顧客との相互作用の度合いも高いサービス。問題解決に取り組む過程に、顧客自身も参加する。
例・カウンセラー等
③フロント型管理サービス
顧客との接触は高いが、ある程度提供するプロセスが決まっているサービス。対人関係能力は求められるものの、難易度が高い判断は求められない(ただし、高級ホテルや高級レストランなど、サービスコンセプトの違い度合いは異なる)。
例:ホテルのスタッフ、小売店販売員等
④バックヤード型サービス
顧客との接触は低く、ある程度提供するサービスが決まっているサービス。顧客は高い創造性や革新性ではなく、確実に低コストで提供されることを望む。
例:事務処理担当員等
引用は以上です。
引用が長くなりましたけれど、私、これを読んでとっても腑に落ちたのです。わかりやすい分類だと思いました。頭の中がクリアになった気がします。
私たち社会福祉士の仕事は②だと考えます。つまり結果だけではなく、プロセスも重要で、その過程において顧客との相互作用の度合いが高いから、そこにも専門職としてのスキルが求められます。ですけれど、そのプロセスはなかなか評価しにくい(数値で表わしにくい)ですね。
そしてなおかつ「結果」も何を持って良しとするかは難しいところです。
結果を見据える客観的な視点とともに、百人百様のプロセスの相互作用をいかにプロとして営んでいくか・・・。そこには社会福祉士個人の体験や価値観が大きく反映されるので評価が難しいのですね。
社会福祉士の存在意義を考える時、「結果」と「プロセス」の両方を捉え、資質の向上に取り組む必要があります。
社会福祉士が実践するソーシャルワークが「誰でもができるものではない(社会福祉士だから出来る)」という評価を、つまり「業務独占」となることを私は望んでいます。そのためには、評価が難しい「プロセス(相互作用)」をいかに言語化して社会にアピールできるかが大事なのだと思います。
この記事は社会福祉士に向けてのものではなくケアマネジャー向けではありますが、私は社会福祉士としてこの記事の内容を反芻しています。
「人に関わる仕事」であることに喜びを感じながら、社会福祉士ならではの特性を理解して一層専門性を磨いていきたいと思います。
藤井正隆氏が25ページで「人に関わる仕事」を4つに分類されています。
以下引用します。
①プロフェッショナル型サービス
顧客の抱えている複雑な問題を解決するサービス。多くの場合、顧客は専門的なことが分からないため、プロセスより結果が求められる。
例:弁護士、医師等
②プロセスコンサルティング型サービス
プロとしての高いスキルが求められると同時に、顧客との相互作用の度合いも高いサービス。問題解決に取り組む過程に、顧客自身も参加する。
例・カウンセラー等
③フロント型管理サービス
顧客との接触は高いが、ある程度提供するプロセスが決まっているサービス。対人関係能力は求められるものの、難易度が高い判断は求められない(ただし、高級ホテルや高級レストランなど、サービスコンセプトの違い度合いは異なる)。
例:ホテルのスタッフ、小売店販売員等
④バックヤード型サービス
顧客との接触は低く、ある程度提供するサービスが決まっているサービス。顧客は高い創造性や革新性ではなく、確実に低コストで提供されることを望む。
例:事務処理担当員等
引用は以上です。
引用が長くなりましたけれど、私、これを読んでとっても腑に落ちたのです。わかりやすい分類だと思いました。頭の中がクリアになった気がします。
私たち社会福祉士の仕事は②だと考えます。つまり結果だけではなく、プロセスも重要で、その過程において顧客との相互作用の度合いが高いから、そこにも専門職としてのスキルが求められます。ですけれど、そのプロセスはなかなか評価しにくい(数値で表わしにくい)ですね。
そしてなおかつ「結果」も何を持って良しとするかは難しいところです。
結果を見据える客観的な視点とともに、百人百様のプロセスの相互作用をいかにプロとして営んでいくか・・・。そこには社会福祉士個人の体験や価値観が大きく反映されるので評価が難しいのですね。
社会福祉士の存在意義を考える時、「結果」と「プロセス」の両方を捉え、資質の向上に取り組む必要があります。
社会福祉士が実践するソーシャルワークが「誰でもができるものではない(社会福祉士だから出来る)」という評価を、つまり「業務独占」となることを私は望んでいます。そのためには、評価が難しい「プロセス(相互作用)」をいかに言語化して社会にアピールできるかが大事なのだと思います。
この記事は社会福祉士に向けてのものではなくケアマネジャー向けではありますが、私は社会福祉士としてこの記事の内容を反芻しています。
「人に関わる仕事」であることに喜びを感じながら、社会福祉士ならではの特性を理解して一層専門性を磨いていきたいと思います。
新聞で脳内シミュレーション ― 2012年02月29日 11:46
私は昔から新聞などの「人生相談」を読むのが好きでした。
今でも好きで楽しみに読みますが、昔とは読み方が違います。
今はどう読むかと言うと、相談者の質問を読んだ後15秒ほど考えるのです。私だったらどう答えるかな・・と。
もちろん社会福祉士の私に寄せられる相談は「人生相談」ではありません。ですが、混沌としたお悩みの中から何をポイントに話をしていくのか、どの角度から紐解いていくのかという作業は共通しているのではないかと思うのです。
つまり、新聞の人生相談で相談技術の練習をしているわけです。
考えるのがなぜ15秒かと言うと、対面でご相談を受けた場合、ある程度のひとまとまりのお話を聴いてから次のステップとしてこちらから切り込むまでの時間は「そうですね・・」とか「○○なんですよね・・」と言いながら頭をフル回転させて15秒くらいかなと思うからです。
そうして「私だったらこの角度から答える」と頭の中に描いて回答者のお答えを読むと、ほほぉ~なるほど~そうきましたか~さすが~と感じます。
もちろん回答者は時間をかけて回答を作成しているとはいえ、限られた情報から、限られた文字数で、新聞記事としての品位を保ちつつ、時にはおもしろく答えるわけですから感服します。
私はメールでのご相談は原則としてお受けしないので文書で回答することはあまりないのですが、それでも時折文書でお答えする場面もあり、そういう時のまとめかたの参考にもなります。
相談の実践はどうしても限りがありますし、他の社会福祉士の相談場面を目にする機会もあまりありません。せめて新聞や雑誌、もちろん専門誌なども含めて相談場面の脳内シミュレーションをして、感性がさびつかないようにしているところです。
今でも好きで楽しみに読みますが、昔とは読み方が違います。
今はどう読むかと言うと、相談者の質問を読んだ後15秒ほど考えるのです。私だったらどう答えるかな・・と。
もちろん社会福祉士の私に寄せられる相談は「人生相談」ではありません。ですが、混沌としたお悩みの中から何をポイントに話をしていくのか、どの角度から紐解いていくのかという作業は共通しているのではないかと思うのです。
つまり、新聞の人生相談で相談技術の練習をしているわけです。
考えるのがなぜ15秒かと言うと、対面でご相談を受けた場合、ある程度のひとまとまりのお話を聴いてから次のステップとしてこちらから切り込むまでの時間は「そうですね・・」とか「○○なんですよね・・」と言いながら頭をフル回転させて15秒くらいかなと思うからです。
そうして「私だったらこの角度から答える」と頭の中に描いて回答者のお答えを読むと、ほほぉ~なるほど~そうきましたか~さすが~と感じます。
もちろん回答者は時間をかけて回答を作成しているとはいえ、限られた情報から、限られた文字数で、新聞記事としての品位を保ちつつ、時にはおもしろく答えるわけですから感服します。
私はメールでのご相談は原則としてお受けしないので文書で回答することはあまりないのですが、それでも時折文書でお答えする場面もあり、そういう時のまとめかたの参考にもなります。
相談の実践はどうしても限りがありますし、他の社会福祉士の相談場面を目にする機会もあまりありません。せめて新聞や雑誌、もちろん専門誌なども含めて相談場面の脳内シミュレーションをして、感性がさびつかないようにしているところです。





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