もう一歩の想像力2017年11月21日 18:13

Aさん宅におじゃましました。ヘルパーさんケア中です。

ふと寝室の時計を見たヘルパーさん、「えっ?もうこんな時間?」と慌てています。

寝室の時計が15分進んでいました。

ヘルパーさんは「あ~良かった~。もう終了の時間かと思ってビックリしました~」と安心した様子でケアを続けました。

ん?それで終わり?

15分進んでいる時計は放置?

掃除をしているヘルパーさんを尻目に、私は「Aさん、時計が15分進んでますけどどうしましょう?このままの方が良いですか?それとも正しい時間に直しましょうか?」と尋ねました。答えは「直す」でした。

私は壁にかかっている時計を取り、ふと見るとAさんも手を伸ばして枕元の目覚まし時計を手にとって時間を正そうとされていました。

時間を戻した壁時計をAさんに向け「これでOKですかね?」と確認すると「バッチリ」とのお答え。目覚まし時計も正確な時間を刻み始めたようです。

ヘルパーさんは知らぬ顔。

その理由として考えられるのは、
①「時計の時刻を正しくすること」はケア内容に含まれていないから
②Aさんがわざと時間を進めていると思ったから
③「15分進んでいる時計とAさんの生活」に関心がなかったから
④やるべきケア内容を時間内に終えることで頭がいっぱいだったから

いずれにしても「Aさんはこの15分進んだ時計で困っていないのだろうか」という想像力が欠けていると思うのです。

私の行動が正しいとは言いませんけれど、でもヘルパーさんには「もう一歩の想像力」がいつだって必要なんじゃないかなと思った出来事でした。

コメント

_ じっちゃん ― 2017/11/24 03:27

私も似たような経験をしました。
ヘルパーさんが入っているMさん宅で、床はとてもきれいなのに、
床に置いてある、扇風機がホコリまみれ。
Mさんは喘息を患われておられます。
私が見るに見兼ねて「Mさん、扇風機は普段お使いですか?」
とお声掛けすると、まあ、出てくる出てくる、ヘルパーさんへの不平不満。
お話を伺っていると、ヘルパーさんにも、やりたくてもできない事情がある様子。
この件に関しては、床の掃除はケア内容だけど、床に置いてあるものの掃除は
逸脱するため、一切触れないのだそう。
Mさん、「このぐらいのことは、自分でやれって事なんだろうけど」

聞くと、ちょっとのつもりでお手伝いすると、あれもこれもとどんどん依頼されて
収拾がつかなくなるのだそう。時には、マッサージまで依頼されるのだとか。

線引きも必要でしょう、でも、何もかもがんじがらめで、息がしにくいです。

もう少し、人として生活しやすくならないものでしょうか。

_ 柳田 ― 2017/11/24 21:57

ほんと、がんじがらめですね。線引きが必要で、扇風機の掃除も時刻を直すことも出来ないのだとしても「だったらどうしたら解決するか」を気にかけることは必要だと思うんですよね。「出来ません」で終わるのではなく。記事で書いたヘルパーさんは「やりたくでもできない」という葛藤さえなかったと思いますけれど。どんどん依頼されて収拾がつかなくなるという事情も分かりますので、、利用者側も意識改革が必要なのかも知れません。「生活援助って何?」という根本的な議論になるのでしょうね。

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