Windous102016年05月25日 09:37

Windous10への更新を促されても、ひたすら右上の×印をクリックして回避してきました。更新の必要性は全くなかったし、不足も不便もなかったし、むしろ面倒なことになるのがイヤだったからです。

なのに、なのに。

先日、私のパソコンはWindous10をまとってしまいました。

私は、自分の操作ミスが原因だと思いました。右上の×印ではなく、なにかの拍子にうっかりOKと意思表示してしまったのだと思ったのです。

ところが、どうやらそうではないことが判ってきました。同時期に「勝手に更新された」という人がいます。

・・・ということは私のパソコンも勝手に更新してしまったのか⁉

ネットで「Windous10 勝手に」と検索すると、でてくる、でてくる。

どうやら「勝手に」ではなく、事前に「予約をキャンセルする」と更新を回避できたようですが、知らないよ~そんなの。

そして更新後の私のパソコンは、予想どおり、面倒なことになりました。

まず使い勝手が違う。電源を切るのさえボタンを探す。

それもかなりストレスなことですが、何より大事な、仕事で必要なサービスを使おうとすると「このブラウザには対応してません」とかなんとか非情なメッセージがでてくるのが大問題。

ブラウザって何よ~。勝手なことをしておいて、その言いぐさは何よ~。

一刻も早く解決したいのでそのサービスのサポートセンターに電話しました。

こういう時、私はいつも最初に「申し訳ないんですけど、私はパソコンが苦手で難しい用語もわかりません。なので私のレベルでも理解できるように簡単なコトバでわかりやすく説明してください」と宣言します。

「承知しました」と言ってくださるとはいえ、そのレベルは相手の予想をはるかに上回って(下回って?)いるようで、まず最初に「Windousのスタートボタンをクリックしてください」と言われてもその「Windousのスタートボタン」が判らない。

「スタートボタンってどれですか?」と尋ねると、一瞬の間があきます。息をのんでいるのがわかります。ここでようやく相手は私の「わからなさのレベル」を実感してくれるようです。でも、ここから二つのタイプに分かれるんですよね。

わかりやすーく説明してくれる親切な人と、おかまいなしに早口で専門用語で説明し続ける人。後者はたぶん「わからない」ということが「わからない」のでしょうね、きっと。

今回は前者タイプが対応してくれたのでラッキーでした。「スタートボタンって四角が4つ並んだ旗みたいなやつですね?」との稚拙な私の確認にも失笑することなく(内心はさておき)、手取り足取り(というのはヘンですけれど気持ちはそうでした)導いてくれたおかげで無事にそのサービスは使えるようになりました。

一件落着。

そしてそのサービスを使ってちゃっちゃと仕事して、さぁ印刷しようと思ったら、あらら?

印刷できない。

ん、もう~!勘弁してよ~。

ネットで「Windous10 印刷できない」と検索すると、これもでてくる、でてくる。

わかりやすようなサイトをiPadの画面に表示して、iPadを見ながらパソコンを操作。

私にとっては一筋縄ではいかない作業ではありましたが、あれやこれやと試みながらなんとか完了。

けっこうな時間をかけた格闘ののちにプリンターから印刷された用紙が出てきた時には、達成感というか、安堵感というか、やったーと祝杯をあげたいくらいの気分。

でもそれもつかの間、すぐに「なんで私がこんな目に・・・。私の時間を返せ~」と怒りと疲労が最高潮。

やれやれ。困ったもんです。

それにしても。

自分が専門とする分野については、「自分にとっては当然で簡単なことも、わからない人にとっては想像以上に困難なこと」であるという事実に心を配るというのはなかなか難しいことなのだと痛感します。

本当はそこまで配慮できるのがプロなのだと思いますが。そうでなければ単なる「(その分野については)物知りな独りよがり」です。

翻って自分の立場を鑑みれば、例えば福祉の制度について自分は判っているものだから「これくらいはご存じだろう」とついつい基本の立ち位置を高く見積もってしまいがちです。

でもそれは人によって違う。人によっては全く何もご存じないこともあります(むしろそのほうが多い)。今回私は突然の「Windous10更新」という事態にうろたえてしまいましたが、相談者は人生の想定外の出来事に、それはある意味「生活ステージの突然の更新」に、ある日突然直面してしまったのですから、準備期間もないわけです。

早い段階で相談者の情報量を見極めること、そしてとにかく判りやすい説明を心掛けること、それを我が身に置き換えて体感することができたという意味では、今回の出来事も無駄ではない・・・と思おうとするも、いやいややっぱり「勝手に更新された」というこの理不尽さは消えませーん。

同様の「Windous10勝手に更新騒動」に巻き込まれている方、きっと多くいらっしゃることでしょう。本当にお疲れさまです。
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