選ぶ基準2016年03月05日 09:46

痛ましい事件の影響でしょう、テレビで「施設の選び方」を取り上げている場面によく出合います。

「施設」といっても、元気なうちから入るのか、介護が必要になってから選ぶのかによって求めるものも変わってくるかなと思います。

テレビで映されている映像は、ある番組では比較的元気な方が集っておられる様子だったり(おそらく有料老人ホーム)、別の番組ではベッド上でスタッフが介助している様子だったり(おそらく特養)とさまざまですが、その映像の施設についての説明や、他にどんな施設や住まいがあるのかには言及しません。

「選ぶ基準」もさまざまです。

ある番組にでていた「専門家」はデータ重視でした。
いわく、重要事項説明書などを見て離職率やスタッフの資格を確認すべしと。


ある番組にでていた「専門家」は雰囲気重視。
食堂での食事の様子、玄関の飾りつけの有無、置かれている観葉植物の葉っぱの具合・・・などなどを見るべしと。

データ重視型も雰囲気重視型も、見極めたいのはその施設の「介護の質」です。

確かにデータから読み取れることもあるでしょうし、施設内の具体的な様子から見てとれることもあるでしょう。

私だったら・・・

とにかく実際に行ってみます。
けっこう大事だと思うのは、見学者である私に、通り過ぎるスタッフがきちんと挨拶をするかどうか、です。施設の姿勢や方針が表われていると思っています。

そして、顔。利用者の表情はもちろん、スタッフの顔つきです。ギスギスしてないかどうか・・・空間をともにしておだやかに過ごせるか・・・です。

そしてもう一つは「衣類や靴に記入された名前」です。デカデカと大きく見えやすい場所にマジックで書かれているのは(まるで幼稚園児のお名前シールみたいに!)、ご本人の気持ちよりも効率が優先されていると受け止めます。洗濯物の仕分けに便利だから見えやすいように・・・とか、失くした時にすぐにわかるように・・・とか、ボランティアの人にも名前がわかるようにとか・・、おそらくそういうことなのでしょうけれど、デカデカはいただけません。本末転倒です。見ているほうが胸が痛みます。その痛みを感じないで過ごせているスタッフの感性を疑うわけです。

そして大事なのは食事。毎日の楽しみですからね。味はもちろん食器(せとものかプラスチックか・・など)や配膳の仕方(テーブルに置くときにおざなりにガチャン!と置いてないか・・など)を見ます。

あとは・・・そうですね、「なんとなく感じる違和感」がないかどうか、でしょうか。

そしてデータも見せてもらいましょう。

40代後半になり、「施設選び」のニュースも「仕事目線」のみならず、「自分のこと目線」で観るようになりました。もし自分の親のことだったら・・はもちろん、自分の夫だったら・・とか自分が入居するのだったら・・と考えます。ずいぶん「老後」が近くなってきました。

「施設選び」に正解はないけれど、選ぶゆとりがないこともあるけれど(時間的に・状況的に)、そういうご相談をお受けしたならば、「私だったら」という感性とプロの目線の両方のアンテナを張り巡らせて、ご一緒に考えたいと思います。
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