大人がつくる空気を吸って2016年03月18日 07:36

長崎に「童話館」という、とても誠実に、とても真摯に、子どもとの時間を大切に想い、良質な絵本を届けてくれる本屋さんがあります。

その童話館が発行する「童話館ぶっくくらぶ通信」(No.402)に、

「子どもたちはいつでも、大人がつくる空気を吸って生活している」

というフレーズが掲載されていました。映画『みんなの学校』の大阪市立大空小学校の初代校長である木村泰子先生の言葉として紹介されています。

「子どもたちはいつでも、大人がつくる空気を吸って生活している」

何度読んでも、大人の責任を正面から問いつつ、社会の構造を表しつつ、それでもどこかに優しいまなざしのある、すがすがしい潔さを感じます。

そう、家庭でも学校でも地域でも、「子どもたちは、大人がつくる空気を吸って」生きているのです。

時代が・・とか、世間が・・とか、政治が・・とか、そういう実態をとらえにくいものに何かしらの原因なり理由を求めがちですけれど、その空気を作っているのは紛れもなく私たち大人。

そのことを、もっと自分のこととして自覚する必要があるのかも知れません。

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